保守点検費用の交渉の流れ

2023/6/8

保守点検費用の交渉のポイント

保守委託は、メーカーまたはメーカーの許可を得た代理店が、医療機器などの定期点検、修理を中心に、機器の特性に応じた不具合の対応を行うものです。

契約期間の途中で契約内容は変更できないことが前提になりますので、見直すタイミングがあるとすれば、購入・更新の時でしょう。概して、購入費用のおよそ1割は保守費用にかかるケースが多いと思います。

高額医療機器などに保守契約を結ぶのは、それに不具合が生じると、すぐに買い替えや修理ができず、業務に支障を来すリスクがあるためです。裏を返せば、資金に余裕があったり、同じ医療機器が複数台ある場合は、保守に入らずに故障した際に買い替えるという措置をとっているケースもあります。

購入時に保守の範囲は選択できますが、実務や現場担当者である放射線技師からの要望でフルメンテナンスでの契約となるケースがほとんどです。交渉の切り口としては、メンテナンスの範囲を削るか、単価を下げるかということになります。


※本記事は、雑誌「病院経営羅針盤 (2022年4月1日号~2023年3月1日号)」に掲載されたものです。