医薬品単価の適正化私たちがコンサルティングを行う際には、所定のフォーム・ステップにのっとって、データに基づいて進めていきます。まだ交渉の余地があると判断できた場合には、卸業者から見たときに当院がどのような利益構造になっているかを考えながら、交渉のポイントを探ります。利益構造を考えるうえでのイメージですが、一言で契約単価といっても、卸業者ではどうにでもできないコストが含まれています。例えば、メーカーからの仕入値などです。これは数量との兼ね合いによって、直接交渉が可能かどうかを検討することになります。卸業者の利益について見直しの余地があるかどうかは、総額で判断・交渉することになります。つまり、薬価の差益率と数量との兼ね合いになります。また、期限切れ在庫の処理費用や配送費・緊急配送費などは、院内体制の問題です。納品回数や緊急の配送体制を見直して交渉にあたる必要があります。医薬品単価交渉の流れについて、詳しくは「こちら」でご確認ください。※本記事は、雑誌「病院経営羅針盤 (2022年4月1日号~2023年3月1日号)」に掲載されたものです。1on1オンライン相談会具体的なコスト削減施策や進め方を知りたい方は、1on1オンライン相談会でお伝えします。・どのように進めていけば良いのかわからない・他に削減可能なコストがないか知りたい・具体的な削減方法や取り組み事例が知りたいなど、お問合せや医業費用についてのお悩みをご相談ください。1on1オンライン相談会のお申込み方法※上記フォームからお申込みください。(お申し込み後、コンサルタントより日程調整のご連絡をさせていただきます。)